こころ美人&カラダいい女 / vol.1〜白湯の効果〜

宮城県仙台市でヨガ講師をしておりますNAO美です。

ヨガの教えに出会い6年。以前の私は、本当にコンプレックスでいっぱいでした。
自己肯定感も低く、『生きている意味って?』『生まれてきた意味って?』などと考える少女時代でした。

綺麗でいれば、痩せてさえいれば、幸せなんじゃないかと、ダイエット情報に敏感になり、いろいろな美容法や健康法を試し、学生時代も独身時代も

はたまた結婚、出産してからも長い間、

「すぐ痩せる!」

「飲むだけで痩せる!」

「使っただけで綺麗になる!」

すぐに飛びつく散財の日々を過ごして来ました。もちろん結果は皆さんの想像通り。

何をやっても上手くいかなかったダイエット。

一時的に体重が落ちても、なぜか幸せだと思えない時にわたしのココロを変えたのが『ヨガ』です。

毎日をハッピーに過ごす秘訣は、どんな時もリラックスしていること。

たったそれだけの言葉に胸打たれ、ヨガの虜となりました。

ヨガは、精神を安定、浄化させる「アーサナ(asana、姿勢)」や「プラーナヤーマ(pranayama、呼吸法)」を行うことにより、精神のバランスによりフォーカスし、またそに先の悟りまで目指すもの。

アーユルヴェーダはインドの伝承医学、「生命の科学」と言われ5000年以上の歴史を持ち、中医学や日本の漢方にも影響を与えています。

健康増進の一環として、食事を含めた生活全般をカバーするもの。

人間は肉体、精神、魂、感覚器官のバランスを整えてはじめて、幸福が始まるのです。

ヨガとアーユルヴェーダの両方を体得することにより、本当の意味での美と健康がもたらされ、自己肯定感が高められる。

人生が豊かに輝くのだと。

今回の特集は『白湯』

頭痛、便秘、イライラ…、

『白湯』を飲んで変わったこと

手軽に始まられるのが『白湯』を日常に取り入れること。

ヨガの先生ってお肉を食べないのですか?とよく聞かれますが、わたしは頂きます。

体調により、お休みをすることもあります。

自分のカラダに意識を向けれるようになったからこそ、食事の内容は、しっかり選ぶことが出来るようになりました。

もちろんスイーツも食べますよ。

健康な体に必要なものとして消化力があります。

消化力とはつまり食べ物を消化する力のことで、自分の消化力に見合った食事法こそが健康の基本です。

今の人は忙しいので、自分の消化力以上のものを食べ過ぎているように

感じます。時間がない、面倒くさい…そうすると体の中にアーマという未消化物が増えてしまい、様々な不調が生じるのです。

アーマが溜まると、疲れやすくなる、やる気が起きない、頭痛がする、便秘、イライラ、どんどん不調をきたし病気の原因となります。

この乱れを正してくれるのが『白湯』です。

胃や内臓を温めて、消化機能を促進させ

体内に溜まった老廃物を排出してくれるのです。

白湯に使うお水はその土地のものがベスト。水道水でも大丈夫です。

わたしは生まれが岩手県なので南部鉄器を使ってお湯を沸かしています。

鉄分が取れるのでお勧めです!

◆作り方◆

   白湯:水200㎖を鍋に入れて、蓋をせずに沸騰させて15分沸かし続ける。

        65℃以上(フーフーしないと飲めない温度)で飲む。

   湯冷まし:水800㎖を鍋に入れて、蓋をせずに沸騰させて10分沸かし続ける。

        火を止めて常温に冷ます。

お好きなタイミングで飲んでみてくださいね。

症状別の処方箋をご参考に!!

私の最もお勧めは、夜寝る直前のアツアツの白湯です。

お腹がポカポカと温まって睡眠が深くなり、翌日はスッキリと目覚めることができます。

胃腸が綺麗に浄化されて、食欲を高めるので朝ごはんがとっても美味しいのです。

 

アツアツの白湯は冷えに効果があるのはもちろん、

むくみやだるさが気になる時は日中も500㎖ぐらい飲みます。

アーユルヴェーダは実践科学です。

白湯には副作用がないので、まずは飲んでみてください。

得られる効果や変化に驚くはずです。

困った症状別に飲み分ける白湯の処方箋

症状飲み方
片頭痛・緊張型頭痛600㎖の湯冷ましを、1日かけて飲み切る。
頭全体を締め付けられるような頭痛食中、食間に200㎖程度のアツアツの白湯を、手でマグカップなどを包み込むようにして、ぼうっとしながらゆっくり飲む。
眼精疲労600㎖の湯冷ましを、1日かけて飲み切る。
イライラ忙しいときに、予防的に湯冷ましを飲む。
目覚めが悪い寝る直前に、アツアツの白湯を200㎖すすりながら飲む。
食欲不振寝る直前に、アツアツの白湯を200㎖すすりながら飲む。
口内炎・吹き出物食事中はアツアツの白湯、それ以外は湯冷ましを飲む。
生理痛・ホルモンバランスの乱れアツアツの白湯を数回に分けて、1日500㎖ほど飲む。
ホットフラッシュ・のぼせ、発汗600㎖~1500㎖の湯冷ましを、1日かけて飲み切る。
不安感・冷え・不安感アツアツの白湯200㎖を日中や寝る前にすすりながら飲む。
便秘・残便感食中、寝る直前にアツアツの白湯200㎖をすすりながらの飲む。旅行先での体調不良⇒寝る直前に、アツアツの白湯200㎖をすすりながら飲む。

出典:日本アーユルヴェーダ研究所『白湯の処方箋』

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